SSRIで有名な成分のダポキセチンとフルオキセチン

病気治療を目的として使われている、SSRIという治療薬が存在します。SSRIとは選択的セロトニン再取り込み阻害薬のことで、セロトニンの濃度が低下するのを抑える働きを持っています。
セロトニンは神経伝達物質であり、この濃度が低下すると、精神疾患や機能低下などの問題を引き起こすようになります。
有名なSSRIとして、ダポキセチンとフルオキセチンが存在します。
ダポキセチンは早漏治療薬として使われる成分です。セロトニンの濃度が低下したことから、射精のコントロールが上手くできず、短時間で射精してしまうのが早漏の仕組みです。
これをダポキセチンが配合されている治療薬を服用することで、セロトニンの濃度を正常化して、射精までの時間を延ばすようにします。早漏状態の時よりも、3倍から4倍も時間を延ばすことができる場合があるほど、とても効果があります。ダポキセチンが使われている治療薬では、プリリジーが有名です。しかし、日本では一部を除き、取り扱いを許されていません。
フルオキセチンは精神疾患の治療に使われている成分です。うつ病の症状によく効きます。うつ病は気分が落ち込んだり、やる気がなくなったりする症状です。原因として、セロトニンの濃度の低下が関係しているという説があります。
セロトニンの濃度の低下を防ぎ、うつ病の症状を和らげるために使われるのが、SSRIであるフルオキセチンの役割です。
フルオキセチンが使われている治療薬として、プロザックという薬がよく知られています。1988年に発売され、世界中でその名を知られるようになりました。セロトニンだけに作用する治療薬とあり、従来のうつ病の治療薬よりも副作用が少ないという魅力があります。

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